保険はその時の家族構成や資産状況、収入などに応じて、相応な分加入しているものもあるはずです。だから保険を考えるうえでの前提条件に変化があったらもちろん見直しが必要になります。いろいろ考えずとりあえず入ったんだよねという場合は言うまでもなくもったいないので考え直しましょう。

①経済的に守るべき家族が増えた

独身時代は自分のための保険、パートナーができたり子供が生まれたら自分だけの人生ではなくなるので、見直しましょう。

②資産、収入状況が変わった

家という大きな資産を買った。投資をして一定の資産が溶けた。転職して収入が増えたなど前提が変わったら見直ししましょう。

③経済的に守る家族が減った

子供が独立したら、一般的に必要な死亡保障は減ります。病気や介護の保障を手厚くする方も。

時間がたてば、年を重ねれば、環境が変われば、立場が変われば、付き合う友人が変われば考え方だって少しずつ変わってくるものですよね。保険は考え方が9割だと思っています。同じ話を聞いても考え方が違えば、感じ方も変わってきます。

①突然、入院をした

何もなく元気で保険なんて無縁！だから最低限でと思っていたけど突然まさかの入院。リスクを備えておくことの大切さを実感した。

②近しい人が大きな病気に

友人や職場の人が大きな病気をして休職するのを目の当たりにして、や他人事ではないと思った。貯金はしているけどそれで大丈夫なのか心配になった。

③子供に迷惑をかけたくないと思った

夢に向かって一生懸命に頑張る子供を見て何があっても応援したいと思った。自分のことで将来迷惑をかけたくないと思った。

自分の書協が変わった時に見直しするのは、言わずもがな。そして自分に変化がなくても周りが変わっていけば、それに合わせて見直していく必要性は生まれます。

①技術などの進歩で入院が短期化

昔は入院が長かったから、20～30年前の医療保険って一週間以上入院しないと、おりないものが普通で一週間以内の入院が多い時代にはほぼ使えません。

②寿命が延び、一定期間内に死ぬ確率が減る

平均寿命が80歳、90歳とのびていけば働いている間（60－65歳）までになくなる可能性は減っていきます。保険会社はそのようなデータ（生命表）を更新し、保険料も変わります。

③物価上昇＆増税＆寿命が延びて老後は？

老後も年金だけで暮らせる時代ではどうやら無くなりそうで、自助努力がマストです。貰うもの（年金など）は減っていきます。マネープランも時代の変化に適応させる必要があります。

入院が短期化したり、寿命が延びて生命表（保険料の計算に使う寿命などに関するデータ）で改定されれば、同じ保険であっても保険料は変わるんです。

①技術の進歩などで入院が短期化

保険料は、保険会社が給付金として支払う額から逆算して計算します。入院が短期化して支払いが減れば、保険料は安くなったりします。

②寿命が延び、一定期間内に死ぬ確率が減る

寿命が延びれば一定期間内に人が亡くなる確率が下がるので基本的に定期保険の保険料は安くなります。終身保険も支払うまでの期間が延び、保険会社の運用期間が延びるので保険料は安くなり、積立金が増えます。

③老後に向けた資産形成保険は

保険として使われるコストが減り、運用に回るお金が増えるので、運用効率が上がります。終身年金のような生きている限りもらえるような年金保険は、寿命が延びることで保険料が上がります。

どこの保険会社も年に一つくらいは新商品を発売したりします。その時代の制度や環境に合わせ使い勝手のいい商品が開発されていきます。

①技術の進歩などで入院が短期化

短い入院でもまとまった給付金がもらえる入院一時金が登場したり入院治療だけではなく通院治療を保障する特約が開発されていたりします。

②寿命が延び、一定期間内に死ぬ確率が減る

寿命が延びたのは医療の進歩もあってのことで今やがんは不治の病ではなくなりました。死なない代わりに大きな病気をした時に経済的に困窮することなくしっかり治療できるよう、3大疾病や介護の保障などは多様化の一途をたどっています。

③老後に向けた資産形成について

寿命が延びるということは老後資金の必要性が増すということです。ようやく日本でも投資をする頃が一般的になりました。生命保険の分野でも投資信託で運用する予定利率の高い商品が続々と開発されています。