私立・公立等あるので大体になりますが、小学校～大学までにかかる学費は一人のお子さんにつき約１，０００万～２，３００万円の計算になります。この金額は学校にかかる費用であり習い事や塾などまた更に費用がかかることになります。子供のために教育資金をしっかり貯めないと…と思ってはいるものの後回しになってとりあえず「銀行貯金」をしていませんか？実はそれ、危険です！

目減りとは物価が上がり、お金の価値が下がっていくことです。それは預貯金にも言えることで物の値上がりがおおきいと、預貯金の価値も下がっていきます。今の日本では、ほとんどの方の預貯金が目減りしていっています。そのまま銀行貯金をしていくとどんどん貯金しているお金の価値が下がっていってしまうのです。

小中高すべて公立に行くと仮定して大学に向けて入学金＋教育資金を450万円とすると大学に18歳入学で450万円を貯めるには年間25万円必要です。450万円をすべて銀行貯金でためるの場合、インフレ率が0.5％ずつ上昇したら18年後に必要な学費は元の450万円が492万円になり42万円多く貯めないといけなくなります。450万円を学資保険（福利0.3％とする）で準備すると18年後に必要な学費は元の450万円が465万円になり27万円多く貯めないといけなくなります。貯金（年間13万円）と投資（年利回り３％）を組み合わせた場合18年後に必要な学費は492万円に増えていますが、貯金と投資により519万円貯めることができ25万円のプラスになります。

上記でも説明した通り、ただお金を貯めるだけだとさらに多くのお金を貯めないといけなくなります。なので教育資金を貯めるには「安全性」と「健全性」を重要視したインフレに負けない「投資」を組み合わせた選択が大切です。