まずはじめに、そんなに増えないことが挙げられます。子供が18歳になるまで払い続けた場合、ほとんどの学資保険の返戻金は100～105％です。つまり1年間で1％も増えません。だったら投資信託を買って年間３％ずつくらい増やしましょう。

満期まで払い続けないと、大概の場合は元本割れします。途中でお金が必要になった！というときに解約してしまうと70～90％程度しか戻ってきません。だったら銀行預金にしておいたほうがましだった…なんてことに。

インフレについては詳しい説明は省略しますが、物価上昇すると損してしまいます。将来物価が上がった時、学資保険では決まった金額までしか増えないため、結果として損することに。

学資保険の返戻金が低い原因は、この3つ。医療保険がついている、低金利の円建てである、低金利の固定金利である。これらを回避した保険を選ぶようにしましょう。

金利の高いドル建て保険や、金利変動型の変額保険を使ってプランをすることで、返戻金が上がり増えやすくなる。

学資保険は、18年間などの期間満了まで保険料を払いますが、もっと早めに支払ってしまいましょう。早めに払い込むと、返戻金があがり増えやすくなります。

これらをふまえて統計すると返戻金はなんと110～200％にまでなるのです。